ビジネスでは、いつもメールや電話でやり取りをしているけれども実際に顔を合わせたことのない人がたくさんいると思います。 今回は、そのような人とついに対面するときのフレーズをご紹介します。Let’s「脱・ナイストゥーミーチュー」!
冒頭で登場した、ありふれたフレーズ「ナイストゥーミーチュー」は、メールや電話でもやり取りしたことのない、まったくの初対面の人と会うときに使います。
しかし、言いたいのは「ついに顔を合わせることができましたね」というフレーズ。「ナイストゥーミーチュー」にちょちょっと飾り付けをしてあげればいいのです。
どんな飾り付けかというと、
finally = やっと(ついに)
in person =直接に,じかに
この2つを入れてあげることで「とうとう会えた!!」というニュアンスがグッと出ます。
今日のフレーズ
It’s so nice to finally meet you in person.
やっとお会いできましたね! 実際にお会いできて嬉しいです。
put a face to the name
顔と名前が一致する
put a face to the name は、今までメールや書面で「○○さん」と名前でしかお付き合いがなかった人と会う時のフレーズです。直訳だと「名前に顔を付ける」となります。このままでも意味が分かりやすいと思いますが、メールや名刺の「○○さん」という名前の上に、その人の顔のシールを貼るようなイメージをするとさらに覚えやすいかもしれません。
It’s a pleasure to finally put a face to the name.
やっとお会いできて嬉しいです。
やっとお名前とお顔が一致しました。
It’s good to finally put a face to the voice.
直接お目にかかれて嬉しいです。
お声とお名前とが一致しました。
最初の例によく似ていますが、こちらは voiceという単語で分かるように、電話で声しか聞いたことがない人と対面するときのフレーズです。
さて、冒頭の「ナイストゥーミーチュー」ですが、あまりにもよく聞くため、カタマリで覚えている方も多いかと思います。しかし、ちょこっと解体してみると、バリエーションが作れるようになります。既に上の例文でも登場しましたが、いくつかご紹介します。何通りか覚えてしまえば、似たような場面で言い回しができるので便利です。
It’s good to
~することができて嬉しいです
It’s a pleasure to
~することができて嬉しいです
It’s a great pleasure to
~することができてとても嬉しいです
It’s truly a pleasure to
~することができて本当に嬉しく存じます
It’s an honor to
~することができて光栄です
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