カジュアルなシチュエーションで使われるこのアメリカ英語のフレーズの意味をご存じですか?文字通りに解釈すると、「うん、そうだね(その通りだね)」ですが、イントネーションの使い方で全く違う意味になります。例文と音声で使い方をマスターしましょう!
今日のフレーズ
Yeah, right.
よく言うよ
ふーん、あっそ
はいはい(嫌味っぽく)
勝手に言ってれば
カジュアルなシチュエーションで使われるこのアメリカ英語のフレーズの意味をご存じですか?海外のドラマや映画で耳にしたことがある人も多いかもしれません。文字通りに解釈すると、「うん、そうだね(その通りだね)」です。そして、それは間違いではありません。しかし、実はこのフレーズが会話で登場するときは皮肉が込められて使われることが多いのです。
つまり、相手から言われたことを信じていない、あるいは真面目に捉えていないことを表すときに言うのが “yeah, right” です。これを使うときは、少し鼻で笑うような言い方や、呆れた感を出すとそれらしい雰囲気が出ます。
例文
A: Guess what? I got accepted into Harvard!
ねぇねぇ、大ニュース!ハーバード大学に受かったよ!
B: Yeah, right.
はいはい。
A: I really didn’t mean to hurt you.
君を傷付けるつもりはこれっぽっちもなかったんだよ。
B: Yeah, right.
よく言うよ。
バリエーション
「ふ~ん、あっそ」という相手をまるで信じていない雰囲気がよく出てます。他にも、同じように皮肉を込めたフレーズには次のようなものもあります。
sure
例文
A: I promise! I’ll call you as soon as I finish tonight’s meeting.
ホントに。今夜のミーティングが終わったら絶対にすぐに電話するから!
B: Uh huh.
はいはい。
A: I’ll do it first thing in the morning tomorrow.
明日、朝一でやるから。
B: Sure.
ふーん。
皮肉ではなく、本当に「うん、そう」「その通り」という意味で “yeah, right” を使いたい場合もあると思います。ネイティブでないとイントネーションの使い分けは難しいことが多く、皮肉で言ったつもりではないのに嫌味と誤解されてしまうこともあるかもしれません。
それを防ぐために、ワンポイント。嫌味ではなく、単純に相手の言ったことを肯定したい場合は、”yeah, right” ではなく、”yeah/yes, that’s right.” と、that’s を入れてあげることで誤解はかなり避けられるはずです。
また、uh huh や sureの誤解を避ける言い方ですが、このフレーズは “Yeah, that’s right.”のように単語を付け足して言うことはないため、「うんうん」と言う時のように、何度か頷きながら言うと誤解されないでしょう。
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