時間などが「前後する」を英語で表現するには、give or take を使うとスマートです。ビジネスシーンだけでなく、日常会話でもよく登場するフレーズなので、是非、覚えておきましょう。例文を音声を交えて見てみましょう!
本来は物事の順序が逆になるという意味の「前後する」という表現ですが、日常生活では「5分程度ずれる」という意味で「5分程度前後する」と言い表すことが多いのではないでしょうか。
このように、数値が「およそ」「だいたい」「約」という意味で使う「前後」を英語で表現するには、give or take を使うとスマートです。
give と take が出てくるフレーズには、「これあげるから、それちょうだい」のギブアンドテイクもありますが、今回のフレーズは give or take なのでご注意を。
今日のフレーズ
give or take
(数値が)およそ、約、だいたい
プラスマイナス(数値)
なぜ、give or take が「およそ」という意味になるのかというと、数値を足したり(give)引いたり(take)するからです。文字通りプラスマイナス、です。
例文
Each presentation takes half an hour, give or take 5 minutes.
5分程度は前後しますが、発表はそれぞれ30分です(かかります)
このようにgive or takeのあとに前後する時間を付け足します。あるいは、具体的な数値を言わずに「およそ」というざっくりとしたイメージだけにとどめるときは、give or take だけでも使えます。
Each presentation takes half an hour, give or take.
発表はそれぞれ30分程度です
多少前後しますが、発表はそれぞれ30分です(かかります)
The third phase usually takes a month, give or take a few days.
数日はずれるとしても、第3段階は通常1ヶ月かかります。
give or take a few percent
プラスマイナス2~3%の誤差はありますが
A: How long are you going to be? I need to tell you something.
どのぐらいかかりそう?話したいことがあるの
B: At least an hour.
最低でも1時間
A: An hour?!
1時間?!
B: Yeah, give or take.
うん、だいたいね(そのぐらい)
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