You know how, じゃん?

“You know how…?”「~じゃん?」会話や話題の自然な始め方・切り出し方 “You know”とは違う!|意味と使い方を例文で確認

You know how, じゃん?

ちょっと勇気を出して英語で話しかけてみたはいいものの、話題の切り出し方がわからず会話は相手のリードにばかりに頼ってしまうことってありませんか?今回はそんな時に知っておくと役に立つフレーズをご紹介。このフレーズを使えば、「ほら、こないだ○○って言ってたじゃない?あれね、実は・・・」こんな会話が英語でもできるようになります。

 

ちょっと勇気を出して英語で話しかけてみたはいいものの、話題の切り出し方がわからず会話は相手のリードにばかりに頼ってしまうことってありませんか?

 

たとえば、出張先のアメリカで教えてもらったレストランに行ってみたら凄く美味しかったとします。そのことをレストランを教えてくれた人に伝えたかった場合、英語では何と切り出したらスムーズでしょうか?

 

I went to the restaurant you told me about.
教えてもらったレストランに行ってみましたよ

 

もちろんこれは間違いではありません。しっかりと通じます。しかし、場合によっては唐突すぎる印象を与えるかもしれません。

日本語でも同じだと思いますが、新しい話題を誰かに振る時、実はまず答えを必要としない質問をしてから話題の詳しい内容について話すことが多いのです。

 

つまり、こういうことです。

突然「教えて貰ったレストランに行ったよ」と言うと、「何、いきなり」となりかねません。そうではなく、「このあいだレストランを教えて貰ったじゃない?」や「このあいだ教えて貰ったレストランあるじゃない?」など、話題の導入として相手がイエスという質問をしてから、「実は昨日行ってみたんだけど、凄い美味しかったよ」と続けるということです。

 

確かに、唐突に「〇〇しました」と言うと、ただ単に報告をしているように聞こえてしまうかもしれません。しかし、報告をしたいのではなく、自然な会話をしたい場合、上のように「〇〇ってあったじゃない?」「〇〇って言ってたじゃない?」などと質問をしてから続きを言う方が、より会話らしくスムーズです。

 

では、これを英語ではどのように表現したらいいのでしょうか。

こで役立つのが、You know how…?というフレーズです。

 

今日のフレーズ

You know how…?

〜(ってあった)じゃないですか?
〜(って言った)じゃないですか?
〜(な時ってある)じゃないですか?
~じゃん?

 

ネイティブは “you know?” を頻繁に使いますが、あの “you know” は、「~だよね」というニュアンスです。

しかし、今回の “you know how” はそれとは違います。”You know how” と “how”を付けることで 「~じゃないですか?」「~じゃん?」という意味になり、今回のテーマである会話や話題の切り出し方に非常に便利なのです。

 

 

例文

You know how…?はその後に言いたい文章を続ければOKです。そう言われてもピンとこないかもしれないので、例文を見ていきましょう。

 

You know how I called Steve yesterday? Well, he wasn’t actually home then.
私昨日スティーブに電話したじゃない? それがね、あの時実は彼家にいなかったのよ。

 

You know how I’m going to Switzerland next week? Do you want anything?
私来週スイスに行くことになってるじゃない?何か欲しいものある?

 

You know how you said you’re allergic to peanuts? Well, don’t worry. I didn’t cook anything with peanuts.
あなたピーナッツアレルギーって言ってたじゃない?ピーナッツ入ってないから(使って料理してないから)安心してね。

 

 

 

このように You know how…に続いてSVOの文章を付けてあげましょう。

 

では、冒頭のレストランの例文はどうでしょうか。教えて貰ったレストランに行ってみたら凄く良かった、ということを伝えてたいのです。

 

You know how you told me about that restaurant the other day? Well, I went there last night, and it was fantastic!
先日レストランについて教えてもらったじゃないですか。実は昨晩行ってきたんですよ。とても良かったです。

また、このフレーズは、You know how when…? とhow の直後にwhen を入れてあげることで、「〜なこと(とき)ってあるじゃない?」になります。

 

You know how when you wash your car, it rains the next day?
洗車すると翌日に雨が降ること(とき)ってあるじゃない?

 

You know how when you learn a new English word, you see it everywhere?
新しい英単語を覚えると、あちこちにその単語を見かけること(とき)ってあるじゃない?

 

You know how when you get home after work, and you notice that you don’t have any food at home?
仕事から帰宅したけど家に食べるものが全然ないことに気がつくとき(こと)ってあるじゃない?

 

You know how when you are so hungry that you feel like you could eat everything on the menu?
あまりにもお腹が空いてて、メニューに書いてあるものを全部食べられそうって思うこと(とき)あるじゃない?

 

You know how when you meet someone and you just know instantly that you’ll be good friends?
誰かと出会った瞬間、この人とは気が合いそうだなと思うこと(とき)ってあるじゃない?

 

 

 

お気付きになったかもしれませんが、どの文章も You know how when you…? と「you」 が主語として使われています。しかし、この「you」は「あなた」という意味ではありません。英語では、一般論を話すときの主語として「you」を使うことを覚えておきましょう。

 

 

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