困っているのかな?悩みがあるのかな?と思っても、何て声をかけていいか分からない。そんなときにとっさに出てくると便利な英語の気遣いフレーズをご紹介します。日常会話には頻繁に出てくるフレーズばかり。音声付きの例文で、使い方や発音ポイントなども確認していきましょう。
こんな風に頭を抱えた友人がいたら、思わずこう声をかけてしまいますよね。
「どうしたの?」
「なにかあった?」
このような気遣うフレーズ、英語ではこう言います。
今日のフレーズ
What’s wrong?
どうしたの?
直訳すると、「何が間違いなの?」「何か間違いあった?」ですが、意味としては「どうしたの?」になります。
バリエーション
その他にも、「何が問題なの?」 → 「どうしたの?」 という意味で次のようなフレーズもあります。全て相手を気遣う「どうしたの?」という意味です。
What’s the matter?
matter = 問題、事柄
What’s the problem?
直訳は「何が問題なの?」ですが、「何に困っているの?」といったニュアンスで相手を心配しているフレーズです。
What’s going on?
発音:ワッツ ゴーウィノン
go on で「起こる」 (happen と同じ)
直訳は、「何が起きてるの?」 → 「どうしたの?」
答え方
もし自分がこのように声をかけてもらったとします。答え方は、そのままその悩ましい問題を話すのもいいですし、「うん、ちょっとね・・・」と言葉を濁したり、「ううん、なんでもないの」と言ったりすることもできます。問題を話すときは、例えば下のようにズバッと話せば大丈夫です。
I totally forgot that I had a meeting with my client at 2 PM today.
クライアントと今日の2時にミーティングがあったことをすっかり忘れてたの
※totally forgot = 「すっかり忘れた」 = completely forgot = 「完全に忘れた」
また、「ちょっとね」と言葉を濁すときは、“Well…” (発音:うぇ~ぅ)「・・・」の部分で意味を含ませるように言ってみましょう。きっと相手は 「言いたくないオーラ」 を感じ取ってくれるでしょう。
Well…
「ううん、なんでもないの」 と詳細を喋るのを避けるときは、“Oh, it’s nothing.” あるいは、“Oh, it’s nothing, really.” と最後に “really” を付けると、「ううん、なんでもないの。本当に。」になります。