「終わりよければすべてよし」と言われるように、別れ際の挨拶は好印象にしたいもの。今回はビジネスシーンで大活躍するフレーズをご紹介します。これが言えるか言えないかでは、印象が大きく変わります。是非、覚えてビジネスの別れ際に使ってみてください。
今回は pleasureという単語が大活躍するフレーズをご紹介します。
pleasureとは「喜び」や「満足」などを意味する名詞で、英語では様々なフレーズに使われます。たとえば、Thank you(ありがとう)の返事として、You’re welcome(どういたしまして)の代わりに、(It’s) my pleasureと言うことがよくあります。これは、「あなたにしたことは私の喜びです」という意味が含まれた「どういたしまして」です。
ビジネスでは It’s my pleasure to… (~をさせて頂きます)という表現がよく登場します。pleasureという単語を使うことで、「~できることを嬉しく思います」という気持ちが込められています。
It’s my pleasure to report to you that…
~ということをご報告させて頂きます
It’s my pleasure to inform you that…
~ということをお知らせさせて頂きます
では、今回のテーマである「また会いたい」と思われるビジネスシーンでの好印象な別れ際の挨拶をご紹介します。
今日のフレーズ
It’s been a pleasure.
ありがとうございました
失礼します
発音:ツビナプレジュー
※It’s の「イ」の音は言わないぐらいがそれらしく聞こえます。
It’s been の部分は It has been の省略です。そして、It has beenとは It is の現在完了形です。「現在完了形」と聞くと難しそうですが、「これまで~でした」と考えておけば大丈夫です。It’s been a pleasure とは、直訳すると、「これまで光栄でした」「これまで嬉しかったです」になりますが、「一緒に○○ができて光栄でした」というニュアンスがあるため、それを別れ際に言うことによって感謝の気持ちを込めた別れ際の挨拶になるのです。
It’s been a pleasure は、この直後に動詞の-ing形を使ってあげることで、「~ができて光栄です」「~ができて嬉しかったです」という意味になります。
例文
It’s been a pleasure working with you.
あなたと一緒に仕事ができて光栄です。
It’s been a pleasure knowing you.
あなたと知り合えてよかったです。
It’s been a pleasure meeting you.
あなたと出会えてよかったです。
このように、It’s been a pleasure + 動詞-ing形を使うことで、あらゆることが言えますが、それを全てシンプルにまとめたのが最初にご紹介した、It’s been a pleasureというフレーズです。
帰り際に相手より先にこのフレーズを言えるのがベストですが、もし相手が先にこれを言ってしまったらどうしたらいいでしょうか。しまった!先に言われてしまった!と焦らずにこちらのフレーズを使いましょう。
The pleasure is mine.
こちらこそ
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